水道水の塩素除去する方法
お手軽、簡単、費用の掛からない
方法に沸騰させるというのが
あります。
水道水を沸騰させると
塩素除去できるのでしょうか?
水道水の塩素の性質は?
水道法の規定で水道水の
消毒は塩素となっています。
実は、塩素は気体。
だから・・・
保存と取扱がしやすいように
水酸化ナトリウムと塩素を
反応させて
次亜塩素酸ナトリウム
水道水の塩素と
簡単に言ってますが
塩素消毒剤として
次亜塩素酸ナトリウムが
NaClO
主に使用されてるんですね。
⇒(社)日本水道協会
水道用次亜塩素酸ナトリウムの
取扱い等の手引き(Q&A)
水道水は沸騰させると塩素除去できる?
塩素消毒剤として
次亜塩素酸ナトリウム
沸点101℃
沸騰させると
次亜塩素酸ナトリウムは
揮発してなくなるってこと
ですね。
水道水を沸騰させると
塩素が除去できることに
なります・・・
が、ここで
忘れてならないことが
ありました。
塩素が入った水道水を
沸騰させると発生する物質が
あったんです!!
関連記事⇒塩素が入った水道水、沸騰させると発生する物質とは?
塩素が入った水道水を
沸騰させると発生する物質
ってなんだ?
水道水の消毒に使う塩素と
水の中の有機物が反応して
できる物質・・・
それは
トリハロメタン
自然界には存在しない
化学的な物質です。
クロロホルム・
ブロモジクロロメタン・
ジブロモクロロメタン・
ブロモホルムの4種類の総称
トリハロメタンは、
発ガン性物質なんです!!
塩素が入った水道水から発生する
トリハロメタンは
沸騰した状態が
一番発生しやすい!!!
通常の3倍近くの量になるらしい。
水道水を短時間の沸騰では
塩素除去はできても
有機化合物のトリハロメタンは
大量発生してしまう。
塩素とともに
除去しようとすると
水道水を15分以上沸騰させること。
水道水を沸騰させても
塩素やトリハロメタンを除去
するためには時間がかかりますね。
塩素が入った水道水、トリハロメタンって?
水道水の消毒のために
いれられた塩素と
水の中の有機物が
反応してできる化合物。
大量摂取で
中枢機能低下・肝臓障害・
肝臓障害・・・
発がん性物質。
日常生活で
イライラしたり、
疲労感や痴呆の原因だったり
流産してしまう確率が15%も
あがっているらしい。
なんと恐ろしい物質なのか。
気温が上がる夏は
トリハロメタンの濃度は
あがり、沸騰させても短時間では
大量発生する状態。
そして、
トリハロメタンは揮発性。
温度の高い浴室内、
シャワーで通常の30倍以上
発生するらしい。
そして、肺や皮膚を通して
体内に吸収されて発がん・・・
水道水を飲むよりも
人体への危険にさらされる
ことになりますね。
飲み水のために水道水を
毎日沸騰する作業を
15分するのも
けっこう労力です。
塩素除去できても
発がん性物質トリハロメタンを
発生させていたのでは
困りものですし。
水道水を沸騰させて塩素除去まとめ
水道水を沸騰させると
塩素は除去できる。
一般的に塩素と呼ばれている
塩素消毒剤として
次亜塩素酸ナトリウムは
沸点101℃なので揮発する。
しかし、塩素が入った
水道水を沸騰させると
短時間ならば
発がん性物質
トリハロメタンが発生。
トリハロメタンは
高温で発生しやすいので
浴室のシャワーは大量発生。
皮膚からも体内に吸収される。
塩素とトリハロメタンを除去する
ためには水道水を15分以上の沸騰が
必要。
毎日の飲み水のためとはいえ
かなりの労力が必要。
関連記事⇒水道の塩素、除去する方法を調べてみた。
関連記事⇒水道水の塩素。太陽で除去できる?
皮膚炎治療日記リンクはこちら↓
⇒皮膚炎治療日記まとめ【画像あり】